2021年9月30日 (木)

エアー軽便鉄道模型祭2021 記念製品の販売について

今年のエアー軽便鉄道模型祭(エアー軽便祭)も無事に終了しまして、残るは記念製品の販売のみになりました。
既に軽便祭事務局様からのご案内の通り、今年も記念祭品を弊店が通販にて販売させて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今年の記念製品は下記の『カナ書きカトウ5tDL』ですが、2017年の『千頭/三塩の酒井3.5t内燃機』も再生産されました。

2021年(第17回)新製品『カナ書きカトウ5tDL』
製品紹介ブログ https://keibenfes.exblog.jp/241202194/
販売価格:本体4,500円+消費税 合計4,950円

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再生産品『千頭/三塩の酒井3.5t内燃機』(2017年・第13回記念品)
製品紹介ブログ https://keibenfes.exblog.jp/237793940/ 
販売価格:本体4,500円+消費税 合計4,950円
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販売開始は2021年10月3日(日曜日)の午前10時です。
ご予約は一切お受けしませんので、よろしくお願いいたします。
販売数は沢山ありますので、慌ててお求めになる必要はございません。昨年はメールアドレスやご住所などの間違いにより配送が大幅に遅れることもございましたので、十分ご確認のうえお求めください。

専用の軽便祭記念製品販売サイトは昨年と同じ、下記のサイトでございます。
販売開始まではSOLD-OUTと表示されています。
https://rxk011.stores.jp/

送料は日本全国一律300円です。
ご購入後、ご入金を確認できました方よりメール便にて順に発送させて頂きます。

多くの皆様にお買い求めいただくため、販売数量はお一人様3台までに制限させて頂きます。
また転売を目的をご購入は厳にお控えください。

記念製品はエッチング板のみのボディキットです。組立にはある程度のスキルが必要です。初心者の方にはお勧め致しません。
このキットの動力装置には、アルモデル様より販売される専用アルパワー動力を別途お買い求めください(弊店で販売しません)。

 

 

 

2021年9月20日 (月)

再生産しました

3連休も今日で終わり、次はいよいよエアー軽便祭です。エアー軽便祭では弊店も昨年同様、軽便祭事務局様の記念製品を販売させて頂きますが、詳細はまた後ほどお知らせさせて頂きます。

さてこの連休中に蒸気用の下回り、Sパワー(NG-SP1208)をまとめて組み立てました。10台ほど出来ましたので本日から販売致します。その後は軽便祭事務局様の記念製品の販売で多忙になりますので、次回は10月の販売予定です。その時には他のヴァリエーションも販売致します。

 

2021年9月 6日 (月)

瞬殺でした。

昨日より発売しました蒸機用動力ユニット Sパワーは完売になりました。ありがとうございました。
発売まで長らくお待ち頂いた方も多く、また予想はしていたのですが海外からのご注文も数件頂きました。

今回は初回販売のため数量も多くはありませんでしたが、需要は結構ありなので再生産を致します。
来週中には再販できると思いますので、ご希望の方は申し訳ありませんが少々お待ち頂ければ幸いです。

 

2021年9月 5日 (日)

S パワーを発売しました。

すでに何度かこのブログでもご紹介しておりました。SL用の動力ユニット(S パワーシリーズ)を発売しました。
軸距離や車輪径の異なるものも何種類か作る予定で、今回はその第一弾として、需要の多そうな軸距離が12mm、車輪径が8mmのNG-SP1208を発売しました。

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詳しくはH.P.の中でも紹介しているのですが、一番の特徴はギヤシステムをすべてフレーム内に内蔵したことにより、ギヤ等の外部へのはみだしの無い、すっきりとした下回りが実現しました。このギヤシステムは3連スパーギヤとウオームの組み合わせで大きなギヤ比を確保しています。

また搭載しているモーターはNパワーのモーター(0608)より大きい特注の低速モーター(0810)のモーターです。これにより低速性能も優れています。更には新設計の集電ブラシを開発し、全車輪から確実に集電しています。他にも新機能を盛り込んだ意欲的な設計になっています。

何故このようなものを作ったのかと申しますと、どこかで述べたかもしれませんが、世界的にはドナーとなるSLの下回りが無くて困っているのが現状と思います。Nゲージのバックマン0-4-0ドックサイドSLが無くなり、この下回りを使ったキットは全滅の憂き目にあいました。また各種のバリエーションが用意されていて大いに期待された英国のNドライブは残念ながら廃業されてしまいました。

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            Nドライブ

そこでこのSパワーシリーズが少しでもそれらの代わりになればと思い開発しました。余計なお世話かもしれませんが、SLの下回りでお困りの方に一条の光にでもなれば幸いです。

 

2021年8月26日 (木)

杉山さんのSLパーツセット

最近杉山模型さんの製品をいろいろ販売しているのはご存知のことと思います。このコロナ禍で長いあいだ模型市が開かれず、いつもの対面販売が出来ないことから、弊店が販売をお手伝いしています。

つい最近はSLパーツを販売しています。ボイラーセットとキャブセットです。

ボイラーセットは真鍮製のボイラーとロストのボイラー架台、煙室扉、真鍮挽物の煙突、ドームなどがセットになったものです。ねじ止めされてますので、個々の部品は単品でも使えます。このセットは3,000円です。

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キャブセットは文字通りSLのキャブ部分のパーツです。このキャブは杉山さんの18tクライマックスのキャブですが、そのまま一般的なSLのキャブにも使えます。屋根は折り曲げ済み。このセットは2,000円です。

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このキットを組んだものが下記の写真です。製作は杉山さんによる組立見本です。

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ボイラーセットとキャブセットは一見バラバラのキットのように見えますが、実は両方を組み合わせることができます。下記がその見本です。

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いかがでしょうか、ここまで出来ているならSLの上回りはほぼ完成と言えるでしょう。適当な下回りを組み合わせれば魅力的なSLが簡単に出来そうに思います。何より精度の高い高品質な部品揃いですので、ストックされていても損はないと思います。

杉山さんのご厚意により格安の値段でご提供されていますので、どうぞお早めにお買い求めください。
販売数は各々限定20セットです。

 

 

2021年8月 6日 (金)

ブラックスミスカーです

アウトオブザボックスモデル(OBM)のOナロー(1/48,16.5mmゲージ)のブラックスミスカー(Blacksmith Car)のキットを発売しました。

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このブラックスミスカーですが、わが国にはこのような車両は存在しなかったと思いますので、何と呼ぶのが適当なのか分かりませんが、いわゆる鍛冶(かじ)車です。
もっとも最近では鍛冶屋さんも見かけなくなりました。「村の鍛冶屋」の唱歌も教科書から無くなったそうですので、若い方にはピンと来ないと思いますが、昔はどの町や村にも鍛冶屋さんがいて、スキやクワなどの農機具を作ったり鉄製品の修理をしていたものです。

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少々話がそれましたが、このブラックスミスカーは広大なアメリカの森林ナローには欠かせない車両で、ナローでも定番の一つです。何より所狭しと置かれた道具類はどれも楽しいもので、車両作りというよりストラクチャー作りといったほうが正しいかもしれません。
米国のナローコンベンションではいつも手の込んだ秀作が出てくるなど、ブラックスミスカーは大人気の車両です。

実は私も大好きな車両の一つで、これまでにキットを何両か楽しく作りましたが、最近はとんと見かけなくなり寂しい思いがしていたのですが、やっとOBMが出してくれました。じつに嬉しいです。

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 このキットにはベースの車両のみならず、ご覧の通りボイラーやクレーンなど鍛冶屋道具が満載で、おじさんやペットのワンちゃんまで入っています。車両作りももちろんですが、このアクセサリー類だけでも価値があると思います。ジオラマ作りにもいいですね。

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2021年6月23日 (水)

新型動力3兄弟

だんご3兄弟という歌が流行ったのは早いもので20年前だそうです。丸いだんご3つを串刺しにしたもので、横にすると動輪を3つ並べたようにも見えます。うちも試作のC型動力3兄弟を作って並べてみました。

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左の長男は12+12mm, Φ8 です。真ん中の次男は11+11mm, Φ7 です。右の3男は10+10mm, Φ6 です。軸距離が短い分、それぞれ全長が2mmずつ短くなります。
どのモデルにも3種類の異なるサイズの車輪が使えますので、軸距離と車輪の組み合わせで9通りの動力が出来ます。これだけあれば大抵のモデルには使えると思いますが、お望みでしたら他サイズの軸距離や非対称の軸距離(13+11など)なども特注で出来ます。

車体との取付け方法も前回の試作時より改善しています。

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前後のフランジ部には取付穴があり、下からネジで車体に固定します。フランジ部が不要なら切断できるようにカットラインを入れています。
その内側にはタップを切ったM1.2のネジ穴がありますので、車体に直接取り付けることができます。

量産体制が出来ましたら発売しますが、ロッドも用意します。各種C型のロコの動力にご利用ください。

 

 

2021年6月15日 (火)

新型SL動力の試作品

前回ご紹介しました3つのプロジェクトの2番目がこのSL動力です。似たようなSL動力の試作品を昔ご紹介しましたが、あれは既存のNパワーにシリンダーブロックを取り付ける改造キットですが、この動力は全くの別物で、SL用の専用動力です。

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特徴としては前の3軸DL用動力と同様に、大きな低速用モーターと新開発のギヤトレインです。ギヤがフレーム内部に完全に収まりますので、外部にギヤが露出しません。SL用には理想的な下回りです。
もちろん拡張性も考慮しておりまして、写真のモデルは軸距離12mm、車輪径8mmですが、軸距離は18mmくらいまで自由に、車輪は6mm, 7mm , 8mmから選べます。

ところでこのSL動力の設計意図ですが、ただむやみに作っているわけではありません。世界のナローキットでドナーとなる動力が皆無になっているのが現状です。かって多くのキットで動力として指定していたバックマンのNゲージ、ドックサイド 0-4-0 SLは絶版になり、Eベイ市場でも殆ど見かけ無くなりました。このためこの動力を指定していたあまたのキットも泣く泣く製造中止に追い込まれました。

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また代替動力として大いに期待されていたイギリスのNドライブは残念ながら廃業してしまいました。このNドライブはマシマのモーターを使っていたので命取りになったのかもしれません。

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一応これらの動力ユニットと同じような寸法で作ってありますので、これらの動力の代わりに使ってもらえば嬉しいというところです。また願わくば、うちの動力を使ったSLキットを世界のどこかのメーカーで出してもらえれば嬉しい限りです。

それならお前のところで作れという声が上がりそうですが、そうしたいのはやまやまですがセンスがありません。下回りだけならセンスはいりませんので得意なのですけど。

 

 

 

 

 

 

2021年6月 8日 (火)

新型3軸動力の試作品です

相変わらずのコロナ禍で次の模型市もいつ開かれるのか不透明です。長期のステイホームで時間だけはたっぷりありますので、懸案になっていた新型動力のプロジェクトを進めています。

このプロジェクトは3件ありまして同時進行で進めています。詳細はまだ発表できないのですが、進捗状況によりまして、おいおい発表していきたいと思います。
まずは新型の9mmゲージ用3軸動力の試作品が出来ましたのでこれからお知らせします。写真は試作品です。

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この新型3軸動力の特徴は3つあります。
1.小型ギヤとウオームギヤによるギヤトレインをフレーム内に収納しました。このためフレームの外側にギヤの出っ張りがありません。
2.全軸駆動の動力は、モーターをNパワーより大きな低速モーターを採用することにより、高トルクでスムースな走りを実現しました。
3.全軸集電(6車輪からの個別集電)機構により、低速から高速まで安定した集電性能が得られます。

写真の試作品は軸間距離が12mm+12mm、車輪はΦ8mmです。軸間距離は他に11mm+11mm、10mm+10mmの3種類を予定しています。また車輪はΦ8mm、φ7mm、φ6mmの3種類が使えますので、その組み合わせで色々なモデルに対応できます。
3軸の小型DLやSLの動力にご利用ください。量産体制が整いましたら発売します。

 

 

 

 

2021年6月 2日 (水)

HOn3は12mmゲージ?

つなぎの話ですので、お忙しい方は読み飛ばしてください。
通販をしてますといろいろなお問い合わせやご要望が結構あるのですが、最近HOn3を巡ってこんなやりとりがありました。

発端はうちの9mmのNパワーを12mmに出来ないか、というフランスのマニアの方のお問い合わせでした。もちろん車軸を延長すれば出来るのですが、12mmではそれほど需要もないと思いますので、HOn310.5mmなら作るかもとお答えしました。ところがこの方は、「HO312mmだぞ。お前は間違っているのでHOn312mmを作ってくれ」とおかしなことを言ってきました。

このブログをお読みの方にはHOn310.5mmであることなど常識なのですが、世界にはHOn312mmだと思っている方がおられたことに驚きました。初心者の方や個人の誤った知識なら仕方がないのですが、この方はれっきとしたフランスのナローモデルクラブの方なので、どうしてそうなのか逆に興味が湧きました。全く知らない方でもないのでその根拠を尋ねてみました。

すると彼曰く、「仲間に聞いてみたが皆HOn312mmだと言っている。証拠もあるのであとで送るから勉強しとけ!」との有難い(?)お言葉でした。楽しみに待っていたらウイキペディアの切り抜きを送ってきました。
見ろ、ウイキペディアにもHOn3は12mmと書いてあるぞ!」とのことです。送られてきた切り抜きがこれです。

HOn3½ gauge - Wikipedia

Model gauge : 12 mm (0.472 in)

Scale : 3.5 mm to 1 ft

Prototype gauge : 3 ft 6 in (1,067 mm)‎

Scale ratio : 1:87

ちょ、ちょっと待った。これってHOn3-1/2(1,06mm)のことじゃないの、HO3って3ft(914mm)ゲージのことで、1/8710.5mmだよって、すぐに教えてあげました。すると、彼は、「10.5mmなるものがあるなんて知らなかった、HOnHOn3ではありません)とは12mmの総称だと思っていた」とのことだそうです。

やれやれ、これでやっと終わったかと思いきや、「そもそもHOn3なんてヨーロッパでは誰も知らないし、見たこともない。それはアメリカのローカルゲージで、世界のスタンダードなゲージではないだろう」との驚きのコメントが来ました。黒石マニアの方が聞いたら火を噴きそうなお言葉ですが、本人は至極まじめなご様子です。

そこでHOn3が載っているNMRAのゲージ規格を送ってやったのですが、彼はすぐにヨーロッパのゲージ規格を送ってきました。そこにはHOmHOe,HOfなどはあるのですが、HOn3はどこにもありません。彼はヨーロッパのゲージ規格がこの世の全ての規格だと思っていたようで、NMRA規格などは認めていないようです。

ご承知の通り、ヨーロッパとアメリカではナローゲージの呼び方が違うので、混乱しても仕方がない面もあるのですが、マニアの方でもHOn312mmだと信じている人がヨーロッパには結構いるんだという事実に驚きました。アメリカの文化を嫌うフランス人は特に偏屈なのかもしれませんが、世の中は広いなあと感じた一週間でした。
(長文御免)

 

 

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