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2014年10月

2014年10月23日 (木)

コッペル製モンタニア型を発売しました

日本の軽便で最も広く活躍した蒸機はコッペル(Orenstein & Koppel)ですが、そのコッペルが作った内燃機関車はあまり知られていないようです。
モンタニア型と呼ばれる内燃機関車は、他の海外内燃機関車とともに輸入され、木曽森林鉄道の黎明期に使用されました。

最大の特徴はドイツ製らしくディーゼルエンジンだったことですが、非力のため大して活躍はしなかったようです。しかしながら、モンタニア型はフェルトバーンにも通じるシンプルなスタイルで、内燃機関車の中でも異彩を放っておりました。

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シーライオン(Sea Lon)工房とプラネットモデルワークスの協業によるiModels2シリーズの最新作です。産業用エッチング板のシャープな彫りと、手作りの精緻なレジンキャストエンジンは、往時のモンタニア型を見事に再現してくれました。木曽森林鉄道のマニアの方、内燃機関車のコレクターの方には待望の製品です。

今回も生産数は極めて少ないです。再生産も難しいと思われますので、お見逃しなきようにお願い致します。詳細はこちらをご覧下さい。
http://homepage2.nifty.com/narrow-garage/SERK-04.html

2014年10月18日 (土)

後の祭りにならぬよう

軽便祭から早や3週間が過ぎました。ネットではぼちぼち軽便祭で買われたキットの組立記事が登場し、
あの時買っておけば良かったと後悔されている方もおられると思います。

そこで、一部ではありますが軽便祭で販売されたナロー各社の新製品を集めてみました。
軽便祭ではお買い逃された方や、軽便祭にお越しになれなかった方は、この機会にいかがですか。
詳細は下線部をクリックしてください。

アルモデル
HOナロー 森林用Bタンク
HOナロー 産業用Bタンク
HOナロー ロッド付きC型DL用動力装置(仙北DC103用)

ペアーハンズ
Oナロー 細倉鉱業2トンGL

トーマモデルワークス
Oナロー コッペル7トンBタンク
HOナロー 西大寺鉄道コッペル1-3号機
HOナロー 西大寺鉄道コッペル1-3号機 夏姿

ナローガレージ
HOナロー 九十九里鉄道キハ201
HOナロー 頸城鉄道ホジ3ショーティ

祭りの後ですが、後の祭りにならぬようお早目にどうぞ。

2014年10月13日 (月)

Oナローの魅力(2)

折角の3連休も大型台風の列島縦断で台無しになりました。モミジ狩りや運動会など行楽に絶好の季節なのですが、こればかりはどうにもなりません。
そもそも体育の日(10月10日)は気象学の特異日で統計的に晴れが一番多い日だと聞いておりました。丁度50年前の東京オリンピックの開会式の日は素晴らしい秋日和で、大空にブルーインパルスが描く五輪の輪がくっきりと見えたことを今でも鮮明に覚えています。昔は10月に台風が来ることなど無かったように思うのですが、異常気象が日本の季節感も変えてしまったようです。

閑話休題、BVMとバックウッズ・ミニチャーズの話に戻ります。いずれも米欧を代表するOナローガレージキットメーカーですが、多くの共通点があります。①少量生産であること、②レジンキットであること、③動力は既製品を流用することなどです。
このうち、レジンキットであることが最大の特徴と思います。もちろんバックウッズのキットの中には真鍮エッチング板のものもありますが、最近の製品はすべてレジンキットです。

では何故レジンキットなのかですが、まずOナローでは板厚が違います。分厚いのです。
エッチング板では2枚重ねてもHOナローの板厚と変わりません。レジンキットでは1mm以上の肉厚がありますので重量感が出せるのです。このどっしりとした重量感がOナローの最大の魅力ではないかと思います。

次に重量の問題です。重量感があると書きましたが重量があり過ぎても困ります。例えばレジンを使わずにホワイトメタルで作った場合、Oスケールでは重すぎて満足に走らないことがあります。非力な既製品の動力を使う場合にはなおさらです。真鍮ロストワックスで作ることも考えられますが、完成品の歩留まりやコストを考えると現実的ではないと思います。現状ではレジンキットで重量を軽減し、必要なら補重するのがもっとも合理的と思われます。

それと、これはOナローに限ったことではないのですが、レジンキットの特徴に加工のしやすさがあります。組み立てやすいことも長所ではありますが、そのことではありません。
BVMとバックウッズ・ミニチャーズのモデルは殆どがフリーランスモデルです。それ故、作る側も思い思いに改造し、あるいはアクセサリーを取り付けて、オリジナルのモデル作りを楽しみます。所謂キットバッシュですが、欧米ではオリジナリティの高いモデルほど評価されるようで、同じキットでも十人十色のモデルが出来上がります。従って簡単に改造できるキットが好まれる傾向があるようです。

一方わが国では逆にオリジナルモデルは下に見られ、精密なスケールモデルが好まれる傾向があるようです。精密で実物に近いほど良いとされ、結果的にだれが作っても全く同じ形態のモデルが並ぶことになります。
国民性の違いがあるのでしょうが、皆が同じものを作るなら真鍮エッチングキットを量産するほうが向いています。レジンキットは大量生産には向きません。

台風に始まって長々と述べましたが、要はガレージキットにはエッチングよりレジンのほうが向いているのではないかという話です。さて能書きはこのくらいにして、午後は手を動かしましょうか。台風はまだまだ通り過ぎないようです。

2014年10月11日 (土)

Oナローの魅力

ここ2回ほどOナローの記事を書きました。BVMのマイテイミジェットの復活バックウッズのOn18の話題です。それぞれ最新のトピックスで、それはそれは素晴らしい出来事なのですが、Oナローを続けて取り上げたのには他に理由があります。

きっかけは先日の軽便祭で、あるお客様から弊店で販売したBVMの「Twin Schnoozer」の作品を見せて頂いたことです。見事さに見惚れて写真を撮るのを忘れておりましたが、BVMのH.P.ではこのような格好をしております。

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販売しておいて大変恥ずかしいのですが、このキットは自分では組んでおりませんでした。
弊店で販売するものは一度自分で組んでみてからお売りするよう心掛けておりますが、このキットだけは作る気が起きなかったのです。下回りとなるバックマンのHO GE45トンスイッチャーは用意しましたが、犬の鼻を前後に二つ付けたような漫画チックな形態は、あまりに不格好すぎて、製作意欲が湧きませんでした。
この手のものは好き嫌いが分かれるところですが、皆様はいかがですか。

ところがお客様の作品を拝見してこの評価が一変しました。現物は実に恰好がよく愛らしいのです。
もちろん作られたお客様の腕も素晴らしいのでしょうが、このデザインのユニークさは見事です。私の嗜好が変わった(ノーマルからゲテモノ好きへ?)のかもしれませんが、改めてフリーランスのOナローの良さと魅力を強烈に再認識した次第です。

弊店も最近はHOナローの味噌汁軽便ものが続いておりますので、対極にあるOナローのフリーランスモデルを拡充したいと思っています。Oナローはフリーランスが面白いと言ったら言い過ぎでしょうか。

それとBVMとバックウッズで書きたいこともありますが、長くなりそうなので次回に致します。

2014年10月 8日 (水)

バックウッズのOn18

バックウッズ・ミニチャーズ(Backwoods Miniatures)にOn18のホームぺージがあります。
何故かバックウッズ・ミニチャーズのH.P.にはリンクされていないので知られていないと思います。
バックウッズのピーターさんが教えてくれました。

いずれはH.P.にリンクされるのかもしれませんが、H.P.が全面的に変わるのかもしれません。
On18のホームぺージはこちらです。
http://sales7046.wix.com/backwoods-on18

さてOn18ですが、1/48スケールでゲージが9mmです。ペアーハンズさんが最近出された細倉鉱業の2トンGLや、ニチユの2トンバテロコなど製品も少しずつ出ています。
バックウッズのOn18も産業系のDLと貨車ですが、模型として捉えた場合、Nゲージの部品や線路が使用できること、狭軌感がより目立つことからOn18は大変魅力的な規格と思います。

バックウッズはこれからもOn18製品をどんどん出してくるようですので眼が離せません。
On30との親和性も高いので、Oナローゲージャーの方はOn18にも注目されてはいかがでしょうか。
On2(24")やOn20よりも楽に車両や線路が出来ますし、レイアウトに組み込んでも面白いと思います。

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ちなみにこのDLの動力は、KATOのNゲージチビ凸用動力ユニットです。

2014年10月 5日 (日)

BVMのマイティミジェット復活!

軽便祭の朝、目黒へ向かう電車の中でBVMからのメールを読みました。それは驚きの内容で、あのマイティミジェットが再生産されるというものでした。

マイティミジェットをご存じない方も多いと思いますので簡単にご紹介しますと、マイティミジェットはBVM (ボールダー・バレー・モデルズ)の原点ともいうべき製品で、On30の入門キットとしてお馴染の製品です。BVMのダラスさんの設計による産業鉄道風のフリーランスモデルですが、愛嬌のあるスタイルは世界中の多くのOナローファンに愛されました。
エンドキャブとセンターキャブの2種類があります。

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弊店も昔はBVMの日本代理店としてマイティミジェットも販売していました。また以前には軽便祭で「マイティミジェット大集合」を企画し、多くの方が作られたマイティミジェットが集まりました楽しい思い出もあります。

そんな大人気のマイティミジェットでしたが、その後しばらくして販売中止になりました。動力にバックマンのGE 44ton スイッチャー(DD13のような凸型の入れ替え機)の台車から外した動力ユニットを使うのですが、GE 44ton が新型になり1個の両軸モーターで駆動する方式に代わり、動力ユニットがなくなったのが原因でした。
今回の再生産においては、動力には天賞堂のWB-24.5を代わりに使うよう記述しています。

何故突然マイティミジェットが復活したのか真相は分かりませんが、懐かしいキットが再生産されることは喜ばしい限りです。

限定生産ですのでご希望の方はBVMのサイトから直接購入してください。前にも書きましたがBVMは代理店販売方式を止め直接販売方式に変えております。弊店も現在はBVMの代理店ではございませんので、申し訳ございませんが当方へのご注文は受けかねます。
http://bouldervalleymodels.com/

それと余談ですが、拙作の森ブタ風センターキャブモデルが改造サンプルとして小さく載っておりました。
遊びで作った駄作でまことにお恥ずかしい限りです。

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