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2016年11月30日 (水)

MinitrainSのバグナル(4)

新製品バグナルの図面が入りました。こうして見るとやはり愛嬌のある可愛いロコです。
このウイングタンクですが、ここにウエイトを載せて前後のバランスを取っているのではないでしょうか。これが無いと後ろにつんのめりそうですね。

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下回りはコッペルやクラウスなどMinitrainSの小型2軸ロコと同じですが、 ホイールベースが17.04mmです。いかにも半端な値で、丁度17mmとしても良さそうなものですが、これから二つのことが類推されます。

先ずはMinitrainSの設計の最小単位が0.01mm(10ミクロン)であることです。
MinitrainSのスムースな走りは、高性能モーターやフライホイールが貢献していると思っておりますが、それだけでなく、フレームの精度もかなり高いのではないかと思っておりました。金属でも、プレス加工やエッチング加工では10ミクロン単位の精度は難しいですし、NC加工機でも使わないと出せない精度と思います。

更にもっと大事な点があります。何故17.04mmなのでしょうか、17mmではない理由が何かあると思います。
たまたま小型のパワトラやシャーシを設計していますので分かるのですが、ホイールベースは最初に考える基本寸法で、それに合わせてギヤのサイズや配置を考えます。つまりホイールベースの確保が絶対で、ギヤのサイズや配置は従になります。それゆえギヤは設計上の理想的な寸法/配置にならず、遊びで逃げることになります。

これに対し、MinitrainSの思想は、走りのための理想的なギヤサイズや配置が優先で、結果的にホイールベースが多少違っても構わないのでしょう。あくまで走り優先の思想が設計段階から貫かれているのだと思います。

あくまで勝手な推論ですので的外れかもしれませんが、MinitreinnSの極めてスムースな走りには随所に秘密がありそうです。

なおバグナルの入荷状況ですが、ドイツはすでに出荷しておりまして、今週末くらいに入荷する予定です。

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