軽便蒸機の下回り
前回の軽便蒸機ですが、下回りはどうするのかお問い合わせがありましたのでご紹介しておきます。
簡単に言えば既存のNパワーをそのまま使って蒸機の下回りにします。つまりNパワーの後ろにシリンダーブロックをねじ止めします。実はNパワーは初めから蒸機の下回りに流用することを考えておりまして、すぐにシリンダーブロックが付けられるようにネジ穴も切っておりました。
画像をクリックすると大きくなります(CGですが)。
今回の軽便蒸機ではNパワー1207(ホイールベース12mm、動輪Φ7mm)を使用する設計です。プラ製のシリンダーブロックをNパワーにねじ止めしますが、プラの輪芯と洋白のロッドセットをキット化します。後方のステイは既存のNパワー取付けキット(NP101)です。
このキットの特徴は、Nパワーが簡単に蒸気の下回りなることのみならず、ロッドを変えればホイールベース12mmから17mmまでの蒸機を自由に出来ることです。また車輪はΦ 6mm、Φ7mm、Φ 8mmの3種類が選べます。上回りは思い思いに自由に作って頂くと嬉しいです。
画像をクリックすると大きくなります(CGですが)。
世の中には極めて細密な蒸機キットが溢れていますが、すべての方が作れるとも思えませんし(私もそうですが)、初中級者向けにもっと簡単な下回りがあってもいいのではないかと思います。
出来れば蒸機の入門用に遊んで頂ければ嬉しいのですが。
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この下回りを使えば、マレーやガーラット、メイヤーといった 複数の下回りを使ったロコも容易にできそうですね。
欲をいえば、アウトサイドフレーム蒸機用のパーツも企画していただければと思います。
投稿: ゆうえん・こうじ | 2020年6月24日 (水) 11時54分
そうですね。面白いロコがいろいろできそうです。まずはコッペルマレーなんかいいですね。
アウトサイドフレーム用の部品ですが、日昇工業さんが藤原の7トン用に作って頂いたものがあります。これを参考に別売キットを用意しましょう。
投稿: NG | 2020年6月24日 (水) 14時39分