ナロー一般

2018年8月25日 (土)

M0.25のギヤのこと

弊店がM0.25のギヤシステムを生産していることはご承知のことと思います。ダルマヤさんが廃業されこのギヤが枯渇したために困っておられるモデラーも多いとお聞きし、少しでもお役に立てればと思った次第です。

先日のJAMでは追加生産分のギヤを含めて試験販売を致しました。ご意見やご要望も承りましたので、更に充実していくつもりでおります。追加生産分は来週から通販で販売致します。また模型屋さんの店頭でもお買い上げできるように多くの模型屋さんにお納めしたいと思っております。

ところで、当ギヤのウオームホイールについて、コンノさんのブログで興味深い内容が取り上げられていました。そこで少し補足説明をさせて頂きたいと思います。長くなりますので興味のない方は読み飛ばして頂いて結構です。

ウオームホイールの歯の形状(プロファイル)は斜めに切ったヘリカルプロファイルと、更にウオームに合わせて真ん中をくぼませているスタンダードプロファイルの2種類があるのですが、どちらが鉄道模型に向いているかという議論です。

これは用途によると思います。例えばギヤボックスなどウオームとウオームホイールのみの組み合わせでは、ウオームとの接触面積の多いスタンダードプロファイルのほうがギヤ効率は良いのですが、一方でギヤを何個も連動させて使う場合、例えば右ウオームに右ウオームホイール、次に左ウオームホイールと連続して使う場合には、ヘリカルプロファイルのほうが向いています。スタンダードプロファイルとヘリカルプロファイルのギヤでは噛み合わせが良くありません。

弊店のウオームホイールは、左右のギヤを組み合わせても使って頂けることを前提に、あえてヘリカルプロファイルを採用しております。

またスタンダードプロファイルはヘリカルプロファイルより高価なので使用しないのではないかとのご意見もありますが、必ずしもそうではありません。弊店のギヤは精密ギヤの専門工場で製造しておりますが、見積もりの段階ではスタンダードプロファイルもヘリカルプロファイルも同じでした。つまり専門工場は専用の工作機械、ホブ盤なども完備していて、それほど差はないようです。もちろんその設備がないところではスタンダードプロファイルは高くなると思います。

他にもモデラーの方や専門工場の意見も参考にして、試作を繰り返したうえで製造しておりますので、オリジナルのダルマヤさんのギヤよりも多少は使い勝手がいいのではないかと自負しております。全く同一のものをコピーして作っているわけではございませんので、「ダルマヤさんのギヤとは互換性あり」と、あえて同一ですとは謳っておりません。

2018年5月28日 (月)

試作品です

昨日のスワップミート同窓会は体調不良のため出店できませんでした。まことに申し訳ございませんでした。
風邪をこじらし気管支炎と発熱で長らく床についておりました。そのため先週の某例会にも参加できず、ふんだり蹴ったりでした。気管支炎はようやく収まりましたので今週から仕事に復帰しています。

スワップミート同窓会には試作品を持参する予定でしたが、適いませんでしたので写真でご容赦ください。

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Nパワーの派生型2種で、右は両軸モーターによる2軸動力、左は3軸タイプの動力です。
右の動力はトラムや単端などホイールべースが長い車両用のもので、写真のものはWB-26mmです。設計上はWB-20mmから30mmまで可能ですので、WBの違うものを何種類か発売する予定です。車輪もφ8、φ7、φ6mm車輪が使えますので大抵の車両に合うと思います。ちなみに既存のNパワーはWB-12mmから18mmですので、これで12mmから30mmまで揃います。

左の3軸用動力は海外他社キットの動力用に設計したものです。イメージはNパワーのWB-13を2つつなげてWB-26mmにしたものです。この動力もWBを自由に変えられますので何種類か作れそうですし、更に4軸動力も可能です。

いずれも試作品ですが、これと並行してこれらの動力を使ったロコも開発中です。

2018年5月 4日 (金)

鉄分補充の小旅行

親友のT先生からお誘いがあり、お仲間の仙台のK先生と3人で仙台近郊の小旅行をしてきました。
最初は栗原市の「くりでんミュージアム」を訪れました。ここは昨年の4月にオープンしたそうで、学芸員の方のご案内でくりでんの保存車両や展示物を詳細に見せて頂きました。ここには保存車両はもちろんのこと、木造の機関車庫や客車庫も当時のまま保存され、庫内の一角には当時の古い工作機械群もそのまま残されています。
地鉄ファンの方にはたまらない場所と思います。

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次に細倉鉱山の「細倉マインパーク」を訪れました。お目当ては浅野物産の超小型2トンガソリン機関車とニチユの2トンバテロコでしたが、バテロコは場所が変わったようで見当たりませんでした。
浅野のGLはフォードのエンジンと思いますが、野外展示のせいかフードが閉じていて、エンジンを見ることはできませんでしたが、やはり魅力的な機関車です。いつか模型化したいと思いました。

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最後が今回の旅行の目的でもあります「登米市歴史博物館」に行きました。同館では3月20日から5月27日まで「仙北鉄道の特別展」が開催されています。同行のT 氏もK氏もこの展示に関わっておられるそうです。

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あいにく写真撮影は不可とのことで展示内容をお見せできないのが残念ですが、仙北の貴重な展示品や図面・写真などがありました。また廃線前の仙北鉄道の映画も上映されていて、貴重な映像資料でした。仙北の車両の模型も展示されていましたが、少し寂しいので仙北のレイアウトでもあればと思いました。

特別展は今月まで開催されていますのでナローファンの方は訪問されてはいかがでしょうか。

2017年8月16日 (水)

国際鉄道模型コンベンションにて(2)

前回お知らせしましたMinitrainSの入荷予定品でございますが、MT-5101 Dump Car Set(いわゆるナベトロ)のみ入荷が遅れまして、月曜の到着予定になりました。
従いまして、今回のJAMには間に合わず販売いたしません。申し訳ございませんが訂正させて頂きます。

なおネット通販では、来週よりMT-5101も含め、全て販売させて頂きますので、そちらをご利用頂きますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年8月11日 (金)

国際鉄道模型コンベンションにて

早いもので、国際鉄道模型コンベンション2017(JAM)まで残り一週間になりました。弊店も毎日出店準備に追われております。まだ確定ではございませんが、販売品予定をお知らせいたします。
今回のJAMでは通常の販売品に加え、下記の品の展示/販売する予定です。

弊店の新製品ですが、今回は試作品の展示のみです。まことに寂しい限りですが、この秋の軽便祭に向けて同時進行中の新製品が多数ありまして、この製品も遅れ気味です。

新型はN パワーのモーター縦置きタイプです。Nパワーと同じで、ゲージは9mm、WBは12mmか15mm、車輪径はφ6、φ7、φ8を予定しております.。 Nパワーに形は似ておりますが、新型モーターに新設計のギヤの組合せで、中身は全く別物です。

・新型Nパワー(試作品)

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また再生産品と致しましては、下記の3つを予定しております。特にダージリンの客車はお客様から再生産のご要望が多く寄せられておりまして、また杉山模型さんがダージリンのSLを発売されますので、今回再生産することに致しました。

・ダージリンヒマラヤン鉄道客車

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その他、永らく品切れになっておりました雨宮甲型客車2種を再生産いたしました。

・雨宮標準甲型三等客車

・雨宮標準甲型二三等合造客車

MinitrainS製品では、前回お知らせしました新製品の「ドイツ軍用木製台車セット」を販売致すことになりました。

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また永らく品切れでした多くの製品が再生産されましたので、これらも販売致します。特に「ナベトロ」や「トラッシュカー」、「ログカー」などの小型2軸貨車は、「エガーバーン」や「ロコ」の流れを汲む製品で、大変懐かしい品々です。小型レイアウトの小ナロー編成に最適です。再生産品は下記の10種類を販売いたします。

MinitrainSの再生産品

MT-1011 ポーター0-6-0 サドルタンク

MT-1401 ツイラータール鉄道SLトレインセット

MT-2024 フェルトバーンDL Ns2f オレンジ

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MT-5042 クラウス0-4-0 Stainz No.2

MT-5119  2軸カブース(緑)

MT-5128  2軸カブース(赤)

MT-5101 ナベトロ4両セット
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MT-5102 セメントカー4両セット

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MT-5103 ログカー4両セット
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MT-5104 トラッシュカー4両セット
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MT-5105 パルプ運搬車4両セット
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MT-5106 石炭運搬車4両セット
MT-5107 鉱石運搬車4両セット
MT-5108 フラットカー4両セット
MT-9302 曲線線路
MT-9321 曲線線路

他にも会場には色々ご用意しておりますので、JAMにお越しの際は是非お立ち寄りください。

2015年10月19日 (月)

蒲田の模型ショウでは・・・

次のイベントは、10月24日(土)と25日(日)の蒲田の「第37回日本鉄道模型ショウ」です。
軽便祭が終わってから間もないので、弊店は特に新製品もありませんが、会場にお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

これまでの模型市では、相棒の「銀座軽便倶楽部」と隣接して出店しておりましたが、「ヨッタン」をはじめお仲間が大挙して英国の模型ショーに出展されるそうで、その準備もあり「銀座軽便倶楽部」はお休みです。

その代わりといっては大変失礼ですが、今回は「杉山模型」さんと隣接させて頂くようにお願いしました。会場の見取り図が来ておりませんので、その通りになったのか分かりませんが、弊店はともかく「杉山模型」さんにお越しの方は、ついでにNGにもお立ち寄りいただければ幸いです。

その「杉山模型」さんですが、ホームページに新製品の写真を発表されておられます
「バルカンの2トンGL」ですね。恐らく杉山さんの製品の中でも最小のロコではないでしょうか。今回の蒲田ではお披露目だけかもしれませんが、発売が待たれますね。

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2015年10月 2日 (金)

軽便祭の記念製品、新製品 (6)

これで最後のお知らせです。シーライオン工房さんの新製品「汎用シャーシ」です。
今回の製品は6.5mmゲージ用のもので、ホイールベースは10mmと12mmがあります。

下記の写真で赤いパッケージが10mm、青いパッケージが12mmです。

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0806サイズの超小型モーターを縦に配置し、M0.2のウオームで減速し、前方の車輪はギヤで連動します。

ホイールベース10mmや12mmのものは希少です。またモーターを縦型配置にすることにより、GL/DLのボンネット内に空間が確保でき、ダミーエンジンの搭載などができます。

何よりの特長は、比較的容易に組立てられること、値段も手ごろであることです(税込 4,800円)。シーライオン工房製品のみならず、自作車両の動力としてもお薦めします。

そして今年もシーライオン工房さんが貴重な余剰エッチング板やジャンク品を提供してくださいました。
3,000円から3,200円ですので、市価の1/3の価格です。先着順ですのでよろしくお願いいたします。

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2015年9月30日 (水)

軽便祭の記念製品、新製品 (5)

続、新製品情報です。
歌登町営軌道の超小型自走客車の完成見本が出来ました。全長40mm弱の可愛いレールカーです。
塗装は歌登町営軌道の標準色の塗り分けにしてみました。

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トミーテック、「ハコテツ動力ユニット」は別売ですが、白色レジン製の車体にホワイトメタルの台車、カプラー、ヘッドライトが附属します。
軽便祭記念製品のため、値段は4,000円にいたしました。限定50セットでございますので、よろしくお願いいたします。

また同じ軽便祭記念製品として再販致しますダージリン客車と展望車の値段は、トータルキットで各4,500円でございます。こちらは30セットでございます。

2015年5月 5日 (火)

プラネット・モデル・ワークスさんの意欲作

プラネット・モデル・ワークス(Planet Model Worx)さんが凄いことになっています。
既にアレンタウン・レーベル・シリーズの第1弾と第2弾は発売しておりますが、第3弾が間もなく発売になる予定です。
アレンタウン・レーベル・シリーズはご案内の通り、Nナローの手作り一点もの限定販売品で、希少価値はこの上もありません。第3弾は根室拓殖鉄道の「ちどり号」とドイツ・フェルトバーンの「グマインダー(Gmeinder)」で専用貨車が附属します。

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これが本当にNナローかと疑うくらい細密に出来ています。動力は別売ですが、弊店発売の6.5mmパワーマックス(PowerMAX!) が合うように作られています。

そしてさらに驚きなのは、Nナローのポーターを開発中なことです。当初はこのポーターもアレンタウン・レーベル・シリーズとして一点もので販売する予定でしたが、さすがにこのポーターは少数ですが(10セットくらい)量産されるそうで、アレンタウン・レーベルとは別のシリーズになるようです。

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こちらも6.5mmのパワーマックスを動力としますが、写真でもお分かりの通り、Nナローとは信じられない超小型のロコです。こちらも楽しみですね。

驚きついでにもう一つご紹介しますと、間もなくOナロー(On18, 9mmゲージ)の細倉鉱山、浅野物産2トンGLが発売になります。
こちらは9mm用のパワパワークス(別売)を使用するロコで、ボディは塗装済み完成品、特製の塗装済み人形が附属します。10セットくらい作られるようです。
かがんで運転する人形のしぐさが、このロコの小ささを引き立たせますね。

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プラネット・モデル・ワークスさんのクラフツマン・シップというか、模型に取り組みむ姿勢にはいつも圧倒されます。殆どが手作りですので、工作機械で正確に作られた画一的な模型とは一味違います。モデルを見れば、何故手作りに拘っておられるのか分かるような気がします。

販売を始めましたらまたご案内いたします。

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