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ナローガレージ

HOナロー

2019年4月17日 (水)

台湾のDIEMA DLです

台湾の黄金城模型製品を販売しています。黄金城模型の ブランド名は「Q匠-World」と言いますが、台湾では珍しいナロー専門の模型店だそうです。
正直、台湾のナローにはそれほど興味も無かったのですが、ここのオーナーは昔からのお馴染みさんで、日本のナロー製品を沢山買い求めて頂きました。最近はモーターや車輪などの部品の注文が多くなり何かを作っている様子でしたが、DIEMA DLを作っていたのですね。そのよしみで日本での販売を引き受けることになりました。

ただこのDIEMA DLは動力まで組立キットなのですが、製品のバラツキや精度の問題もありまして、オリジナルの動力キットは使わず、うちで再設計した完成品動力をセットにして販売することにしました。ボディは台湾、動力は日本の日台合作とでもいう製品です。

最初のキットは昨年の軽便祭で数セット販売しましたが、量産体制も整い、また新製品の台湾軽便気動車も加わって4月から本格的に販売しています。

さて販売開始直後の宣伝ならともかく、何を今頃になって書いているかと申しますと、最初にアップしたDIEMAの写真は試作品だとのことで、新しい写真を送ってきましたので、HPの写真もあらため、ここにご披露します。

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精悍な面構えのDLでロストパーツも沢山入った貴重なキットです。台湾の砂糖キビ列車のDLというより、ドイツの名門DIEMAのDLと言うほうがいいのかもしれません。ナロー好きの方にはたまらないモデルと思います。

 

 

2018年9月 6日 (木)

MinitrainSの憂鬱

まずは台風21号による暴風雨および異常な高潮で被災されました近畿圏の方々、ならびに本日未明に発生しました巨大な地震で被災されました北海道の方々に、心よりお見舞い申し上げます。東日本大震災の悪夢が蘇るような大惨事で憂鬱になります。

さらに憂鬱な話で恐縮なのですが、MinitrainSの生産が大幅に遅れる模様です。代理店のKATOさんからのお話では、OEMで生産している中国の工場の問題で、入荷が半年から一年ほど見込めないとのことです。この分では新製品も当分出ないと思います。弊店はもう代理店ではありませんのでMinitrainSに直接聞くわけにもいかず、何の理由か分かりませんが、当面は今の在庫分で何とか凌ぐしかありません。

これは想像ですが、そういえばMinitrainSは中国の急激な人件費のアップで困っていると前に聞いたことがありました。もしかしたら中国の別の会社を捜しているのか、あるいは人件費の安いベトナムなど別の東南アジアの国への移転を考えているのかもしれません。

中国は急速な発展とともに個人所得も増え、最近は労働争議も増しているようです。MinitrainSが現在の価格を維持して再生産するためには利益を減らさざるをえず、経営を圧迫しているのかもしれません。
我々としては従来通り、何とか安価で良質な製品の供給を願うばかりですが、中国でのOEM生産はそろそろ考えないといけない時期なのかもしれませんね。

とはいえ何もないのでは困りますので、KATOさんにお願いしまして少し在庫のあったものを取り寄せて頂きました。下記の2つのモデルが入荷しました。

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MT-1081 ドコービルサイドタンク 緑

50422

MT-5042 クラウス Stainz No.2

この2両は弊店でも特に人気のあるモデルで、入荷してもすぐに売り切れててしまいます。今回の入荷数は僅少ですが、当面再入荷は困難と思いますので、ご希望の方は早めのご購入をお願い致します。

2018年7月28日 (土)

JELLY MODELSが来日します

JELLY MODELSのBadoni Mark 5 DLを本日発売しました。
日本では馴染みのない名前ですが、イタリアのアントニオ バドニ社のロコです。洒落たデザインの小粋なロコですので、意外と味噌汁軽便にも合うと思います。

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ホワイトメタルが効いていて適度な重量感があり牽引力もまずまずです。一番厄介な動力にはトミーテックの箱鉄動力ですので、簡単に入手できますね。

JELLY MODELSの動力にはトミーテックやバンダイ、KATOのポケット動力などの日本製の簡易動力ユニットを意図的に使っています。また一部の製品には弊店のNパワーも使って頂いております。コストパフォーマンスを考えるとこれらの動力がナローには最適と思います。

日本大好きのJELLY MODELSは、日本のナローに大変興味がありまして、味噌汁軽便の車両も続々登場しそうです(もっともうちが焚きつけている面はありますが・・・)。

ところで本日のこの記事はBadoni Mark 5 DLの発売のことではありません。
JELLY MODELSが日本にやってきます。初来日だそうですが、この夏は観光と模型屋さん巡りで長期間日本に滞在するそうです。ユーロッパ流の長い夏休みなのでしょうが、その間本業は大丈夫なのか気になります。その中で、8月17日から19日に開催されるJAMにJELLY MODELSが出展します。

JAMではワンブースをナローガレージとJELLY MODELSで共同出展することになりました。JELLY MODELSの製品を持ち込み展示販売するそうですので、JAMにお越しになられる方はどうぞお寄りください。貴重なモデルもご覧になれると思います。
場所はアルモデルさんとペアーハンズさんのブースに挟まれたところですので、迷うことはないですね。

2018年7月14日 (土)

9mmナロー用のカプラー

先月、某アンテナサイトで9mmナロー用カプラーのアンケートの集計結果の報告がありました。
皆さんどんなカプラーを使っておられるのか、どんなカプラーに興味があるのかなど実に興味深いレポートでした。

予想通り、リンクピン式の朝顔形カプラーがトップで、次にマイクロトレインズのマグネマチックタイプが双璧をなしていました。エガータイプのループフックカプラーも結構お使いになっておられるのには驚きました。

わが国の実物のナローは圧倒的に朝顔形カプラーですので、モデルでもこれが大半を占めてもおかしくはないのですが、モデルの朝顔形カプラーは連結開放に難があり、多少スタイルを犠牲にしても、実用性の面でマグネマチックタイプやループフックカプラーを使われる方が多いのだろうと思います。
IORI工房の簡易連結の朝顔カプラーに興味を持っておられる方が多いのもうなずけます。

ところで記事で気になったのですが、マグネマチックタイプカプラーの入手が難しいとのことですが、弊店ではマグネマチックタイプを豊富に取り揃えておりますので、入手が困難な方はどうぞ覗いてみてください (笑)。
http://narrow.d.dooo.jp/MicrotrainsCoupler.html

さてエガータイプのカプラーですが、あるお客様よりMInitrainSの機関車のフックカプラーが破損したり紛失したりしやすいとのご相談がありました。これは下から差し込んで止めているだけなので外れやすいこともあります。
そこで3Dプリンターでフックカプラーを作ってみました。

Dscn3006

結果は上々なので、もしお客様の中でフックカプラーが無くてお困りの方がおられましたらご連絡ください、無料で差し上げます。但し申し訳ありませんが送料の200円のみご負担ください。
弊店の連絡先はこちらです。
narrow-garage@mbn.nifty.com

2018年7月 2日 (月)

MinitrainSのワークカー

エガーバーン・ワークカーの復刻版がMinitrainSから出ます。MinitrainSのH.P.が更新されました。
このワークカーは数年前のMinitrainSに新製品の予告で出ていました。その後何の音沙汰がなくヤキモキしてりましたが、今年春のニュルンベルグ模型ショーで試作品が発表されましたので発売を心待ちにしておりました。

現在のMinitrainSはエガーバーンの係累の方が経営されておりますが、エガーバーンの版権はスイスのエガーバーン社にありまして、全く同じものは作れず、またワークカーと名乗ることもできません。MinitrainSでの呼び方はコントラクターロコです。

エガーバーンのオリジナルのワークカーと比べますと復刻版とはやや違いがあります。例えば復刻版ではヘッドライトが点灯し。エンドビームのスモールライトが省略され、4号機のレタリングが無く、屋根の形状も若干異なっているようです。

2002

MInitrainSのコントラクターロコ(復刻版)

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エガーバーンの4号機ワークカー(オリジナル)

とは言え、50年前のモデルがほぼ原形通りに復刻されたことは嬉しい限りです。何より走りが自慢のMinitrainSですので、復刻版はがんがん走ってくれると思います。

何時頃入荷するのか分かりませんが、早めの入荷をKATOさんにお願いしておきます。

2018年6月22日 (金)

MinitrainSのこと

MinitrainSの新製品のドコービルはお陰様で在庫分の販売は終了致しました。
黒は未入荷でしたし、赤や緑は入荷数が少なかったせいもあるのですが、やはり久しぶりの新製品で人気が高かったのだと思います。ご購入された皆様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

さてドコービルが品切れになったせいもあるのでしょうが、次にいつ頃入荷するのかとか、シュナイダーなど他の新製品はいつ頃発売されるのかなどのお問い合わせが多く寄せられております。

お答えしたいのはやまやまですが、入荷時期や新製品の発売時期は、弊店では正直申し上げて分かりません。
と申しますのも、MinitrainSの総代理店業務は弊店からKATOさんに移管しましたので、これらの新製品情報は弊店には入らず、KATOさんにどのような情報がMinitrainSから入っているか、KATOさんが何時頃何セットくらいを注文するのかなどはKATOさん次第です。
従いまして、これらのことはKATOさんにお問い合わせくださいとしか言えませんので、どうかご容赦ください。

ただしご予約だけは承っております。前述の通り何時頃何セット入るのかなどは全く分かりませんが、いずれ入荷した際には優先してお届けしたいと思いますので、ご興味のある方はご予約を入れておいて頂ければと思います(もっとも確実にお届けできる保証はありませんが・・・)。

2018年6月18日 (月)

MinitrainSの販売を再開しました

MinitrainSの代理店は弊店からカトーさんに移管しました。ホビーセンターカトーさんが輸入発売元になり、弊店はMinitrainS製品の販売店としてホビーセンターカトーさんから仕入れて販売しております。

その最初の仕入れ業務が完了し、MinitrainSの新製品やら、長らく欠品だったものも入荷いたしましたので、昨日弊店H.P.にアップしております。
もっともMinitrainSの生産計画や在庫管理は相変わらずのようで、在庫切れのものも多く、入荷数も少ないようです。ホビーセンターカトーさんが本格的な業務を開始するには少し時間がかかるかもしれません。

今回の新製品はドコービルのサイドタンクとグマイダーのブルドーザートレインです。
詳細は弊店H.P.をご覧ください。

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それとホビーセンターカトーさんからの仕入れ商品には外箱に可愛いシールが貼られています。表にはマンガチックな「ヨクハシル ミニトレインズ」のレタリングと、Bタンクと線路のロゴが描かれています。またよく見るとシールの下部には「フロム Karlsruhe, Germany」と原産地表示がされています。KarlsruheはMinitrainSの故郷です。

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箱の裏には輸入発売元のホビーセンターカトーさんのシールが貼られています。

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左がオリジナル元箱、右がカトーさん仕入れのものです。
意図は聞いておりませんが、恐らく製品保証のための識別と思います。オリジナルの元箱は黒一色で精悍な感じでしたので可愛いシールにはためらう方もおられると思いますが、慣れれば愛着が湧くと思います。

弊店より発売するMinitrainSは、当分の間、直接仕入れの元箱とカトーさん仕入れの箱が混在しますのでご容赦ください。

2018年5月 8日 (火)

MinitrainSの価格を改定しました

前にお知らせしました通り、MinitrainSの代理店業務は弊店から鉄道模型大手のKATOに移管されました。
既にホビーセンターカトー東京ではMinitrainS製品の展示販売が始まっておりますが、いつもどおりMinitrainSからの仕入れが安定していないようで、KATOホームページでの通信販売や小売店様への卸し業務など、本格的な営業の開始にはいま少し時間が掛かりそうです。

いずれにしましても今後はKATOがMInitraiSを取り扱いますので、販売価格はKATOの価格となります。そこで弊店のMInitraiSの販売価格もKATOの価格に合わせまして全面改訂を致しました。
物によりましては多少高くなったり安くなったりするものもございますが、大きくはそれほど変わりませんので宜しくお願い致します。

2018年4月29日 (日)

MinitainSの新たな動きです(2)

前々回の弊ブログでもお知らせしましたが、MinitrainSの代理店業務を他社様にお願いすることに致しました。
幸いにも国内鉄道模型業界最大手のKATO様がお引き受けいただくことになりました。
既にKATOホビーセンター東京様にて一部商品の展示販売を開始されました。これから徐々に商品も拡大されると思います。

ご承知の通り、KATO様は国内はもとより海外にも強力な製品販路を持っておられますし、サポート体制も確かですので、MinitarinSにとってもメリットは多いと思います。

KATO様にとっては他社の猫屋線も気になるのでしょうか、ナローへの展開が頭にあると思いますが、具体的なものはまだお持ちではないようです。もしもナローに本格的に参入されるなら弊店も積極的に応援したいと思います。

まだ調整は終わっておりませんが、今後弊店はMInitrainSの代理店から販売店に回り、KATO様から仕入れて売ることになりますので、MinirainSの販売は従来通り継続します。
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い致します。

2018年4月22日 (日)

九十九里鉄道の雨宮キハ201です。

九十九里鉄道のキハ201を再生産しました。
キハ201は昭和の初期に雨宮製作所が製造した半鋼製車体の単端式ガソリンカーです。
お世辞にもスマートとは言えぬ武骨なスタイルが魅力の単端です。

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この単端は以前に販売しておりましたが永らく欠品のままでした。ボディキットで動力は自作されるか、又はバンダイのBトレショーティ用動力ユニット機関車用が使えるように設計しておりました。

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ところが何故かバンダイの動力ユニットが再生産されず、マーケットには全くない状態です。バンダイの動力ユニットは小型車両用の動力として気に入っているのですが再生産の目途も無く、KATOのチビ凸用動力ユニットを使うことにして下回りを再設計しました。

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ついでにバリエーションとして側板に点検蓋のないモデルも発売しました。キハ201は晩年はエンジンも外され、客車として使用されていましたが、その頃のモデルです。動力ユニットなしで客車としても使用出来ますし、廃車体でもいいですね。

Kiha_201_katob

簡単に作れますので、お好みの車体で気楽に走らせて頂ければ幸いです。

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より以前の記事一覧